乾燥している季節です。タバコのポイ捨てはダメ!たき火もやめましょう!!

令和3年(2021)2月27日

本日、午前10時30分頃に、防災無線で放送されました。

「春先は風が強く、空気が乾燥し、山火事がおこりやすい季節です。ハイキングでの喫煙やたき火はやめましょう。」という内容のものでした。

本当に、たばこのポイ捨てやたき火は絶対にやめて欲しいです。特にこの季節は、乾燥しているだけでなく、春の昼間の光に火の色が溶け込んでしまい、火がついていることに気づくのが難しいことがあります。

私が子どもの頃ですから、今から50年程前のことになりますが、生まれ育った鎌倉二階堂紅葉谷戸では、近くに転園ハイキングコースがあります。 冬から春にかけては、その規模は色々でしたが、毎年のように山火事が発生した時期がありました。やはり心ないハイカーが不用意に捨てたタバコの火から火事になることが殆どでした。

消防自動車が、サイレンを鳴らしながら谷戸に上がって来る度に、とても不安な気持ちになったのを思い出します。

完全に消火できずに夜になってしまい、大塔宮近くのローンテニスクラブのコート沿いの道路にズラリと消防自動車が並び、消防の方達が夜通し、火が再び燃え始めないかを見張っていることもありました。コート越しに見える山が火事になった時のことです。

また、場所的に消防自動車による消火が困難なために、ヘリコプターで消火剤なのか、水なのかわかりませんが、そうした類の物が入ったドラム缶が何度も運ばれてくる山火事もありました。とても大変なことでした。

たき火からの延焼で、紅葉谷戸の一つ山向こうの谷がすっかり燃えてしまったこともありました。

さらに、母校の第二小学校に入学して間もない10日目で、講堂の建物だけを残して校舎が全焼してしまう、という山火事ではありませんが、同じように火事の怖さを体験しています。

今、足利でおきている山火事は、こうした記憶から、足利の方達の不安はいかばかりかと胸が痛くなります。ただ毎日テレビのニュースで見守るしかできませんが、「一日も早く鎮火しますように・・・」と心からいのっております!

火の始末は充分に行うようにお互いに心がけて頂きたい、とお願いいたします!!!