鎌倉のフレイル予防活動、みらいふるによるフレイルチェック会場にお伺いしました。

令和2年(2020)11月30日

鎌倉市の老人クラブ連合会 みらいふる の皆様による『フレイル予防』の活動として、フレイルチェックに取り組まれる様子を見学させて頂きました。

フレイルというのは、加齢に伴い気力や体力が少しずつ衰えていき、要介護状態になってしまう前の「虚弱」な段階のことをいいます。しかし、フレイルになっても早くに気づき運動や栄養、社会参加にきをつけていけば、健康な状態に戻ることができます。

そこで、各自のフレイル状態をしるためにチェックをする活動を行う地域サポーターを養成する活動を高齢者同士で行って頂くことによって活発になって頂くという相乗効果も含め研究されている東京大学の飯島勝矢教授の講演を聞いたのは数年前のことです。この地域活動を鎌倉の高齢者の皆様にやって頂きたい、ということを講演を聞いてすぐに鎌倉市に提案しました。すでに取り組んでいる先進地の茅ケ崎や逗子市にも伺って、活動の様子を視察させて頂きもしました。

そして、鎌倉のみらいふるの皆様が、いよいよ活動してくださるようになり、今年はコロナ禍でも密を避けながら、マスクと消毒と換気に心がけながらの講座を24回開催する計画です。丁度折り返し地点にあたる13回目を、岩瀬公会堂で開催されるということで見学させて頂きました。参加者は20人。みらいふるの副会長である腰越の池田さんと深沢の寺島さんがフレイル担当ということで、お二人の指導のもとに生き生きと参加されている様子を拝見することができました。

飯島教授のフレイルチェック項目は11ですが、みらいふるは独自に16に増やすなど、工夫されて前向きに取り組んでくださる様子が見られました。

こうしてお一人お一人の貴重なデータを、市が今後に活かせるように、さらなる一歩を踏み出すように要望していきます!!!