スペシャルオリンピックス日本・神奈川を支える会 at 建長寺
令和6年(2024)3月16日
『スペシャルオリンピックス日本・神奈川を支える会』が主催し、大本山建長寺の得月楼を会場に行われたチャリテイーコンサートは、池山由香さんの”アルパ”の演奏会でした。
アルパというのはスペイン語でハープの意味です。特に盛んな国はパラグアイ。指先の爪で奏でるこの楽器で、南米の代表的な曲の数々、シェリト・リンドやべサメ・ムーチョなどからましろき富士の嶺・花は咲くなどの日本の曲、全10曲く自身の歌とともに演奏され、選曲も良く、聞きながらおかげ様で安らぐ時間を過ごすことができました。
スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人達に日常的なスポーツトレーニングと競技会を提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織のことです。スポーツを通して地域社会と繋がることにより、障害のある人もない人も分け隔てなく共に生きる社会を目指している団体です。その歴史は、1962年にケネディ元大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバーによってはじめられた活動で、現在190以上の国と地域に広がり、日本では47都道府県で行われています。神奈川県には、約400名のアスリートが活動に参加。本日の会場でもアルペンスキーでメダルを取得した青年が私達と一緒に演奏会を楽しみました。スペシャルオリンピックスの知名度はまだまだ低いということにより、本日のような演奏会を開催することで周知を図られているそうです。
世界には、オリンピック・パラリンピック・スペシャルオリンピックスの3本のオリンピックがあることを再認識しました。
(代表のお一人、剣持睦子さん)
演奏後に、建長寺さんの名物であるけんちん汁と点心庵のおにぎりを頂きました。久しぶりの建長寺さんの味、堪能致しました。