かまくらまるごと子育て・子育ち戦略ーきらきらプロジェクト
令和6年(2024)2月19日
令和6年度の鎌倉市の予算のうち、大きな目玉の一つといえる『かまくらまるごと子育て・子育ち戦略ーきらきらプロジェクト』
「こどもまんなか社会の実現」があります。従って、多額の予算がここに予定されています。
この中身は、1.待機児童対策の充実・強化、2.切れ目のない伴走、支援を要する方々への積極的なアプローチ、3.障害、医療的ケア児など、複雑化するニーズへの対応、4.貧困の連鎖を断ち切るための支援強化、5.青少年の居場所づくりの更なる推進、6.必要な情報(子育て関係)にアクセスし易くなるような環境整備
ということで6つの項目で示されています。さらにケアラー条例を制定して、ケアラー支援に向けた令和6年度の新たな取り組みも示されています。また子ども家庭センターの設置もあります。
これまで、これほど大きく子育て関連の政策が示されたことはなかったが、やっと・・・いよいよ・・という感がある。
ここに至るまでには、長いみちのりがあったと感じています。上手な言葉が見つからないけれど、様々な子育てに関する要望を政策につなげるべくしてきたことが、やっと市がこうしたことに取り組もうというタイミングにあう時期が来たということがあるだろう。
『こども家庭センター』の設置についても、子育てに課題を感じたり、課題のある家庭への支援を充実させ、早い手立てを行おうとしていることに対して高く評価をしています。
問題は、この通りに進めるためには、多くの人材が必要です。鎌倉だけでなく、全国的に課題となっている人材不足が各分野において影響はないものなのか、その人材確保に様々な工夫をもって尽力されることを大いに期待しています。
推進についても、その状況を確認できるシステムをつくり、随時改善していくことと求めます。