鎌倉十二所神社のお祭り。4年ぶりに盛大に開催。
令和5年(2023)9月2日
鎌倉十二所神社の4年ぶりのお祭り宵宮でした。
『十二所篠笛同好会』として、篠笛の合奏を披露させていただきました。
演奏を始める前に、会についての説明などご挨拶をさせて頂きました。
~コロナ禍では練習を控えていたところですが、この一年程練習を再開し、毎月第二、第4の火曜日に午後5時半から1時間程、十二所公民館で練習をさせて頂いています。
メンバーは、10人近くいますが、今日の参加は、6名です。
鈴木ちとせ・鈴木ともこ・福田じゅんこ・浅沼かずお・和泉ひろみ・前川あやこ。
メンバーのリーダーで、師匠は浅沼さんです。
楽曲は、お馴染みの『赤とんぼ』『こきりこ』『かごめ』『竹田の子守り唄』。
そして今回は、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のテーマを演奏します。十二所は、平安時代の末期から鎌倉時代の初期にかけて活躍した大江広元や梶原景時が暮らしていたゆかりのちであることから、ドラマのおかげでいきなりクローズアップ現代となり、日本中に知られる町となりました。
特に大江広元は、頼朝が征夷大将軍になった1192年に、次男久家に神楽の奏者13人を率いて京都の雅楽奏者の多好方のところに神楽を学びに行かせて、翌年の10月に多好方とともども鎌倉に戻り、11月には、多好方自ら鶴岡八幡宮で雅楽を演奏した、ということが『吾妻鏡』にあるようです。
大江広元は、やんごとなき教徒の音楽と舞の文化を鎌倉に持ち帰り、以来800年の歴史をこえて引き継がれてきたことになり、大変な功績です。十二所の誇りです。
こうしたことを熱くワクワクしながら、私達に話を聞かせて下さるリーダー浅沼さんの選曲です。
『鎌倉殿の13人』のテーマは、音が高く、テンポも早く大変難しいきょくなので、応援をおねがいしまーす。~
このようなご挨拶をして、演奏は、アンコールを頂いて『荒城の月』を最後に吹いて無事終わりました。
神社の杜の影で鎌倉殿の13人のうちの二人、大江広元、梶原景時が聞いていてくれるかもしれません。
何とか全曲終わりました。緊張の連続でした。もっともっと練習しなくちゃ。
地元市議としてのご挨拶もさせて頂きました。
本格的な神輿町内巡行は明日、例大祭の後ですが、この宵宮では境内を神輿が揉まれます。背丈は全く足りませんが、誘われるままに、久しぶりに神輿の下にはいり担ぐ形に。神輿を支えて。
声だけは負けずに、大声を張り上げて、掛け声の応援に加勢を。
あ、よいしょ!あ、よいしょ!どっこい!どっこい!うーら!うーら!
汗もかけました。
もみくちゃだけど、おかげ様で楽しかったです。