9月1日。関東大震災から100年。
令和5年(2023)9月1日
鎌倉市役所の上に広がる空は秋雲に感じます。
今日は、関東大震災発生から100年を迎えた日です。
子どもの頃に聞いた、今は亡き曾祖父の当時の体験話を思い出します。
横浜根岸に会社を持っていた曾祖父は、震災後、被災した街なかの鉄道線路を辿り、ひたすら歩き、途中、少年がくれた一つのリンゴを大切に食べながら、2日かけて鎌倉の材木座の自宅に帰ることができた、という話です。
その話を聞いて、子どもながらい当時の被災の怖さを想像して、また曾祖父のその時の苦労を知って泣いたことを思い出します。