『カマクラミヅキプロジェクト』の説明会が開催されました。『漁港建設』の実現を願って。 

令和3年(2021)2月21日

鎌倉商工会議所で午後1時から『カマクラミヅキプロジェクト』の説明会が開催されました。今日は、2回開催されるということで、2回目は午後5時から開催されましたが、私は、1時からの会に出席しました。

これは、「海でまなぶ、つどう、とる」をテーマに市民が海を知り、これまで以上に身近なものに感じることができるようにするプロジェクトです。

そして何と言っても、海のことを何でも知っているこの地域の漁師さん達が、安全に就労できる環境を整えなくてはいけません。古くから漁業を生業にしている漁師さんがいるのに、今もって『漁港』がないのです。『漁港』は、漁師さん達の『悲願』であるのに、これまで実現に至るまでのタイミングが合わなかった、としか言いようがありません。

砂浜に船を揚げる労苦は、並大抵のことではなく、波が少しでも荒いと漁をあきらめてしまう日も少なくありません。

近年は、台風や高波の被害を真面に受けてしまうことが多く、漁港がないために船を県道や近くの公園に避難させなくてはなりません。

そういう意味では、このプロジェクトの最大の目的は、『漁港建設』の実現です。

漁師さん達の約60年の『悲願』に比べたら、わずか12年ですが、今でこそ、少し館蔵氏の考え方が前向きに見えてきて、議会でも関心をもって質問する人がありますが、『漁港建設』にたいする前向きな一般質問をする人が誰もいない頃から、一生懸命に質問や提案をしてきました。全く進まず辛い時期も長い事ありました。神奈川県の環境農政局農政部水産課に『漁港建設』を進めさせて欲しい旨をお願いするために、たった一人で伺ったこともありました。決して優しい対応ではなかったことを思い出します。覚悟していたことではありますが、ぐったり疲れたのを覚えています。

これから、まだ10年かかるプロジェクトだと言われています。

しかし、水の綺麗な海を漁をしながら、大昔から守ってきて下さっている漁師の皆さんに感謝を込めて、これからもしっかり応援していきたいと考えています。

どうか、宜しくお願いいたします。