やっと、鎌倉市の緑に関する組織について機構改革がおこなわれました。

令和3年(2021)2月1日

昨年の12月議会で鎌倉市の組織編成が報告されました。

その中に、緑に関する鎌倉市の組織の編成を機構改革で行うことを要望してまいりました。やっと、要望してきたことが叶う結果となりましした。 特にこの要望を強くしたのは、一昨年、令和元年の秋の台風15号、19号により、大きな被害を受けた際に強く感じた緑に関わる課や部の編成の不都合でした。一言でがけ地と言いましても、そこには緑があり、がけの崩落には必ず緑が関わります。そういうことから、がけ地の緑の処理等については防災安全部のがけ地対策課が担当することになります。がけ地対策を担当する職員の数の配置は極めて少人数で進められている上に、大崩落の対応をすることは、体的にも無理があると思いました。緑の維持、保全の考え方については、これまで長年培ってきたこととは違う考え方も必要な時期に来ています。

結果的に、緑に関わる部の連携や情報共有がスムースに行われるように、部を跨ぐ必要がない組織編成を望んでおり、そのような改革が行われ、大いに期待するところです。

併せて、緑については、『森林環境譲与税』の活用も行われるようになり、樹林維持管理事業等もさらに拡大することができれば、一層鎌倉の緑との付き合い方が充実するものと考えられます。