第2期鎌倉オンデマンドモビリティ実証実験最終日でした

令和3年(2021)1月31日

朝から風もなく良い天気に恵まれた1月最後の日曜日となりました。

鎌倉市の交通不便地域の解消に向けて、その地域にお住まいの方達を対象に『鎌倉オンデマンドモビリティの実証実験』を行っています。これは、平成11年に策定したオムニバスタウン計画に基づくものです。実験を行った地域は二階堂・浄明寺地区で、自宅からバス停までの間の移動手段としてグリーンスローモビリティを利用して令和3年の1月20日から今日(31日)までを運行期間として午前と午後にそれぞれ2~3時間程度の運行を行われてきました。

因みに、第1期の実験は、令和3年1月6日から17日を運行期間として、ワゴンタイプの普通自動車を利用して行われました。

この実証実験は、いずれもスマートフォンや電話による利用者からの求めに応じて、乗合自動車が迎えに行き、エリア内の乗降ポイント間を移動するという方法です。(例えば、自宅から大塔宮バス停まで)

※第二期に利用したグリースローモビリティとは、時速20キロ未満で公道を走る事が可能な4人乗り以上の電気自動車です。

二階堂の公道を軽快に走る実験中のグリーンスローモビリティの様子を、いよいよ実験最終日になった今日の午後に確認することができました。

10年程前にも乗合タクシーについては、当時のやり方で実験が行われましたが、なかなか良い結果を生むことができませんでした。当時とはさまざまな点で状況も変わってきておりますので、実際に実験に携わられた方のご意見を参考にして、実験にとどまることなく、実施の方向に向かうことを期待しております。