どんどん焼き 材木座海岸にて

令和3年(2021)1月11日

鎌倉は、朝から太陽が雲にぼんやりと透けて見える一日となりました。

今日は、材木座海岸で五所神社の役員さん達のご尽力により、『どんどん焼き』が行われました。例年ですと、『どんどん焼き』の前に『汐祭り』神事が催行されますが、コロナ禍で中止となりました。

「お正月のお飾りが今年は、いつもより多いですよ。やはり特別な思いが皆さんあるのですね。」と役員さんとの会話がありました。

私もお飾りや松を持ち込んで、お願いしました。

お宮の委員長さんのお祓い、そしてお神酒をかけて点火がされ、火は瞬く間に円錐に積まれた松や竹、お飾りを巻き込んで、上へ上へと昇っていきました。

様々な邪悪を熱い火に絡めるようにして、激しく燃やしてくれているように見えて、いつまでも立ち去り難い気持ちでした。しっかり煙りを手で自分に寄せて煙の力を体に入れることも忘れずに行いました。

傍に立っておられたご夫妻も、一生懸命煙を体に寄せて、健康を祈っておられました。微笑ましいお姿でした。

多くのお知り合いにお目にかかり、ご挨拶ができて、嬉しいひと時でした。

これも五所神社様のおかげと感謝いたしました。

富士山が遠くから、稲村ケ崎あたりの山の稜線越しに、材木座海岸の賑やかな様子をこっそり覗いているようでした。