旧華頂の宮邸、宅間ボランティアの会、今年最後の活動。新人を交えて。
鎌倉は雨あがりの朝です。この季節のそうした日の谷戸は一段と冷え込みます。
今日は、旧華頂の宮邸園を含む周辺の掃除を長年おこなっている『宅間ボランティア』の今年最後の活動日です。
旧華頂の宮邸は、国の登録有形文化財であり、鎌倉市の景観重要建築物であることは既にご承知のとおりです。
今日の作業はデいに面した長~いフェンスのカビ取り作業で以前の続きを実施です。
冷たい水での作業です。今年中にこの作業を終わらせて、フェンスが綺麗になって新年を迎えたい、という思いで黙々と・・・
なんと!今日から、隣町からの若い人がボランティアに加わって下さり、有難いこと!とメンバーは喜び、大歓迎です!!
地味で地道な活動に目を留めて下さって、年の瀬にいい事がありました!
今年は、このボランティアがあたかも有償ではないか!といような、またはこの建物を移築したら!と言った非常に心無い発言をする人が、そして場面があり、それはたった一人の人の発言ですが、一同大変ショックを受けて、癒されないまま、忘れることができないでいます。その人は、この場所もよく知らないで言っているようだというのもまたとても(その人のことが)情けないと一堂で考えているところです。知らないで発言することの恐ろしさを知って欲しい・・・・・と一堂で強く思っています。その人には、一度参加してみて、実態をしるべきだ!と。活動が終わる度にその話が蒸し返されます。それ程、根深い事件です!!
一方で今日は、こうしてちゃんとこの場所の存在や価値等もわかっていて、何より私達がボランティアをしているということを知って、自らわざわざ隣町から応援に参加しようとして下さる方を迎えることができ、メンバー一人一人にとってかなり励まされる事となり、何より嬉しいことでした。
来年も一生懸命活動を続けて、少しでも周囲を美しく保てたら、という願いをコツコツと続けていくことになるでしょう。