第21回かまくら子ども議会。あり方を変える時期にきていると感じる。

令和4年(2022)7月28日

 

    

『第21回かまくら子ども議会』が開催されました。33名の子ども議員が議場で発言をしました。

それぞれの鎌倉のまちづくりへの思うところを課題にして、質問に変えて発言しました。

慣例で、全体を二つに分けて、副議長と議長職を交代しながらの運営を致しました。

議会が終わり、全員協議会室で、子ども達と市長、教育長、議長、副議長で懇親会が行われ、議会での感想や再質問を促すと手が次々と挙がりました。

感想としては、鎌倉市を支えている中心の人達とこんなに身近にやり取りができて、一生の思い出になる・・・というものが多く、「是非、思い出にとどまることなく、将来は議員になってくだいさい」と声をかけました。

再質問も多くあり、議場だけでは足りない程の想うことがあったのだ、と改めて感じました。積極的に手が上がり、一生懸命発言して伝える気持ちが伝わり心を打たれました。

改めて、これまでの子ども議会の在り方も結構なのですが、これだけ子ども達がまちづくりに関心をもち、率直な意見を述べる場であるならば、さらに時間をかけて、テーマを決めて子ども達が調査・研究をして、私達議員とそのテーマについて話合う、あるいは発表して実現していく道を探っていく等の在り方に変えていくよい時期であると考えました。一般質問でもこのことについて提案をしていますが、今回の子ども達の様子をみて、大人にやらされている感も少なく、どう思うか、どうしたらよいか、ということを色々な主義や主張にとらわれることなく素直に発することができる子ども達の力をまちづくりに活かしていきたいと、強く感じた次第です。

そう簡単にあり方ややり方を変えられない、という教育委員会の立場もわからなくはないですが、将来の子ども達のためにもあありますが、もっというならば、将来の鎌倉のために形を変えていくべきと思っています。