『子どもSOS』運用が始まりました。
令和4年(2022)4月1日
『子どもSOS』の運用が開始されました。
『子どもSOS』のアイコン
今、鎌倉市の公立小学校・中学校の全児童生徒達の手もとには、iPadがあり、授業に活用しています。
日頃iPadがある生活の中で、子ども達の悩み『相談フォーム』があれば、これまでの鎌倉市の『子どもと家庭の相談室』や『教育相談』そして神奈川県の「子ども相談ダイヤル」と合わせて、子ども達が自ら相談することができる場を増やすことができると考え、昨年の議会で提案させて頂きました。鎌倉市教育委員会もこれを取り上げてくださり、検討の末、制度をつくり実施されることになりました。
この重なるハートマークがアイコンとなります。
市内には、私立の小学校や中学校があり、そうした学校に通う子ども達もアイコンを使用することできるようにきめ細かな制度となっております。
子ども達の中には、『いじめ』問題に悩み解決できないままでくるしんでいる子どもがあります。また友人や先生との関係や家庭内でのこと、自分自身のこど、不登校にあることなど、様々に辛い課題を抱えているケースが大変非常に多くあります。 PTA時代にも、議員になってからもこうしたケースに関わり、向き合い、何とか解決の道を探すべく奔走した経験が幾度となくあります。
中でも『いじめ』問題については、その考え方、定義を今から10年前に国が変えざる負えない程の深刻な社会問題です。
こうしたことを相談しなければならないことがおこらない!ことが、勿論一番の望みです。
けれど、やはり相談しなければならなくなった時に、話をしたくなった時に、相談することを悩むことなく、身近にあるこの一つの『ボタン』が、役に立ってくれることを心から願っています。
『いじめ』は、大人がそれを行っている背中を見せていれば、いつまでたっても無くならないでしょう!!!!
どんな分野においても求められるのは、いじめをする人、してしまう大人からの反省です!!!!
この『子どもSOS』の運用状況を見守りたいと考えています。