2月は『いじめ反対』月間。『いじめ反対運動』『ピンクシャツデー』

令和4年(2022)2月15日

    鎌倉市役所とピンクの雲と月。

鎌倉市役所を出たのは、5時過ぎでした。

今日は、会議に会議に会議を重ねた一日でありました。

『義理と人情とやせ我慢』という言葉を昔、鳶職の親分がよく口にしていたこの言葉を思い出す一日でもありました。 力強いようでもあり、そうでないようでもありの絶妙な言葉だと思っています。

 

そう言えば、この2月は、ピンクシャツデー月間とされ、この23日はその一環で『いじめ反対の日』とされています。

これは、2007年に起きたある事件をきっかけにカナダで始まった『いじめ反対運動』です。別名『ピンクシャツデー』といい、人々がいじめに反対する姿勢を象徴するために主なピンクのシャツを着る日なので、そのように呼ばれています。

鎌倉市議会にもこの運動を推奨する会派があり、議会内の各会派に有志の賛同を募る動きがあります。

『いじめ反対の日』あるいは『いじめ反対運動』については、大変大切なことであり、心から賛同するものです。

しかし、では何故わざわざこうして啓発日を設けなくてはならないのか、と考えます。

このいじめ問題は、人間にとってやめられない!止まらない!最も難しい課題であるからだと思います。

このことについて、実際に大人は子どもに恥ずかしくない行動をしているか?

子どもだけに求めて大人の自分は関係ないと思っていないか?

と考えると、こうした運動は、単なるパフオーマンスに陥らないようにしなくてはなりません!

この課題が、ピンクのシャツを着たり、ピンクの物を持つことなどで『いじめ反対』の啓発になるという考えは、勿論強く賛同します。私自身、教育の分野で『いじめ問題』について幾度も幾度も取り上げています。実際に市内公立中学校でのスクールバデイ活動が進むように後押しをしています。これは生徒同士が、いじめを見つける等、防止運動に取り組む活動です。

しかし、話をもとに戻すと、実際は2月が過ぎたらは、忘れてしまう。いやいや2月真っただ中でも、例えば、この運動の推進を堂々と掲げていても、掲げている当人は実は全く関係なく、この行為を行っている向きがありはしないか。。。。。。。と、

申し訳ないけれど、今はそう言わせてもらいたいです。首を傾げます。

そんなことを考えながら、ふと目を見上げたら、鎌倉市役所の東の空に、美しいピンクの雲から『まあるい月』が見え隠れしていました。

そしてその月が何か問いかけてくれているように見えました。私の考えにそっと賛同してくれているのかもしれません。だから雲間から顔をだしてくれているのかもしれないと、良く解釈している自分がいました。

まあ、ぐちぐち言ってないで、日頃から運動を続けていくことに努力すればよいことですが。

ピンクの雲と月にホッとしました。有難く感じました。

そんなわけです、お月さん!!。 今日も一日お疲れ様でした。