玉縄歴史館ギャラリー企画展 『玉縄城下の石塔展』に伺いました。

令和4年(2022)2月8日

     

 

    

 

    

鎌倉『玉縄城址まちづくり会議』は、鎌倉市内の小学生を中心に『むかしのくらし体験学習』を開催し、10,000人の小学生に対応されており、さらに今年度中に新たに2000人に対応することを目指しておられます。

玉縄まちづくり会議が設立して16年を迎えられました。

玉縄まちづくり会議は、この16年の間に玉縄城址としての地域の市民緑地や七曲坂などの整備を続けてこられ、また地域史を学ぶセミナーを連続して開催されています。その他にもさまざまな事業に精力的に取り組んでおられます。

この会の拠点となってきた、鎌倉玉縄の龍寶寺境内にある『ふるさと館を一昨年8月に『玉縄歴史館』と館の名前を改められ、ギャラリーとしても活用されています。

現在開かれているギャラリー展示は、『玉縄城下の石塔展』です。

今日は、この企画展に伺いました。

鎌倉は、市内の賑わった場所か少し離れると石仏や石塔を多く目にすることができるまちです。

龍寶寺境内にも多くの石仏や石塔があり、それぞれが歴史を語っているように並んでいたり、置かれています。この展示では、その調査がおこなわれた記録が展示されています。

調査により、石仏や石塔が造られ置かれた意味がわかり、その時代がどういう時代であったかもわかるようです。大変興味深い展示を拝見しました。

私の住む地域にも石仏や石塔は昔から身近にあり、長い歴史を経て、雨や風に打たれてきたことで風格をもち景色にとけこんでいるものもすくなくありません。

これからはこれめまで以上にこうした石仏や石塔に興味をもってみようと思います。

龍寶寺の境内には、紅白梅が並び、『カンザクラ』という名札がかかった木には、沢山の花がつき、庭のメジロが密を吸いにきており、暫く眺めながら、春が近いことを感じていました。