十二所の櫓群が見える化しています。 大刀洗川沿い 旧朝比奈切通し

令和4年(2022)1月10日

    

 

  

鎌倉十二所、旧朝比奈切通に向かう途中に大刀洗川を挟んで左手の高い所に県道204号線(鎌倉金沢線)が通っています。

その県道法面崩落防止工事が県により進められています。その工事より繁っていた木々の伐採が行われており、やぐら群が見える化しました。この範囲で数えるだけでも18カ所が確認できます。

どんな風につかわれたのでしょうか。

この辺りには沢山の櫓が茂みに隠れており、大刀洗の謂れもそうですが、歴史がとても深く、当時は多くの人の往来があったのでしょう。

今は常に湿気を含む鎌倉石に囲まれてとても静かな道です。

旧朝比奈切通は、執権第3代北条泰時が、六浦を外港として利用するために、鎌倉と六浦の間に道路を開いたと言われています。