教育福祉常任委員会として 鎌倉市歯科医師会との懇談会 課題を伺う

令和3年(2021)11月18日

    

 

今期から、鎌倉市役所の機構改革により、委員会の所管する各部も変わりました。

教育に関する所管に、福祉に関わる部が加わり、それに伴い、鎌倉市医師会、鎌倉市障害者福祉協会との懇談会、そして鎌倉市歯科医師会との懇談会が『教育福祉常任委員会』と行われることになりました。

この3つの団体との懇談は、議会としての恒例となっている懇談会で、機構改革が行われる前は、観光厚生常任委員会が、この3団体との懇談を開いておりました。それぞれ抱えている課題などをお聞きする機会となっています。

今日は、朝9時から懇談会が1時間半にわたり開催され、委員として出席しました。

鎌倉市内、台に『鎌倉市口腔保健センター(休日急患歯科診療)』が2017年11月2日に開設されてから4年が経ちました。当時の開所式にも伺いました。嘗てレイウェル内にありましたが、建物の耐震問題で移転し、2度目の移転を経て、鎌倉市が新たに建設した専門の施設ができました。40坪の床面積があります。

近年では、平成30年2月1日から始まった障害者歯科診療は、障害者の方の利用が大変多くなってきており、現在は、毎週木曜日に行っている診療をもう一日増やすことが必要となるかもしれない、ということです。その際の経費等についてが課題となるようです。

また、要介護高齢者歯科診療を今年、2021年の9月から始められたところですが、周知不足でこちらは患者さんが増えないようです。訪問診療では賄えない部分をこのセンターで補おうとするもので、周知が必要となっているようです。

また、若い人については、20歳から40歳までを4年ごとに歯周病等の検診を鎌倉市として行っているが、受診率が大変低いそうです。これは、一般的に20歳から40歳くらいまでは、あまい歯科医のお世話になる年齢ではないことが考えられ、かかりつけの歯科医もいないかもしれない、しかし、将来オーラルフレイルを予防するためには、それこそ早めの歯に関する教育が重要だと考えます。校医の先生が小学生の頃から定期健診とともに、そうした知識を子ども達に教えて頂きたいと願います。これは質問や意見を言う時間が大変少なかったので伝えられなかったのですが、高齢化が進む中で重要です。機会を得てお願いしたいと考えています。