托鉢

令和3年(2021)10月26日

 鎌倉は朝の雨が美しく晴れました。

北の方から托鉢の経文を唱える声が響いてきました。朝の雨で少し出遅れた朝陽がとても眩しい中です。鎌倉浄明寺宅間谷戸の南へのびる上り坂を、経文とともに若い僧らの姿が小さな列の影をつくりながら力強く歩き進んでいきました。

鎌倉の暮らしの中にある景色の一つです。

姿が見えなくなるまで見送りました。

ありがたいです。