浄明寺町内会、zoom会議で、オンデマンドモビリティの説明を。
令和3年(2021)9月2日
午後7時から、鎌倉浄明寺町内会の9月役員が、zoom会議で開催されました。
今回は、移動困難地域の解消対策として鎌倉市が進めようとしている「鎌倉オンデマンドモビリティ』について、今年の1月に行った実証実験の結果分析結果やこれからの取り組みの仕方等の説明のために、鎌倉市の担当の方に、市役所から参加してもらいました。浄明寺町内会内は、住友分譲地が移動困難地域となっていることから、オンライン会議で役員全員に進捗状況、あるいは、この政策の趣旨を説明してもらうことになったのです。一部の役員が説明や状況を聞くのではなく、保護役員全員がまずは聞き、広く知ることが大切だと思っています。
様々な角度から役員の中からは、質問や意見が出されて、また初めてこの政策を知った人もあり、大変貴重な時間となりました。
鎌倉市なの移動困難地域は、ここだけのことではないので、他にもあり、その地域の方達が、二階堂、浄明寺のこの政策の進み具合を見守っておられます。
この「移動困難地域、あるいは交通不便地域におけるオンデマンドモビリティの実証実験」については、この6月議会で一般質問をおります。しっかり進むようにという願いを込めての質問です。それによれば、7月に住民に1月に行った実証実験の結果を報告し、今後再度実験を行うことに伴い、料金の設定や運行の仕方等を考えていくことになっていました。次の実証実験は、6月議会の一般質問では、今年の秋にという答弁でしたが、秋にはとても無理であることがわかりました。料金設定については、金額が色々でているようですが、私は会員制にして、その会員を増やしていく方法が良いと思っています。 地域で協議会を立ち上げていないので、地域の方達の意見を吸い上げることが大変難しくなっているので、そこでアンケートを地域の方にすることになるようです。
多くの地域の方達が、この政策に期待しておられます。私にも多くの声が届いています。高齢者だけでなく、子ども達も利用することも視野に入れて、多世代での活用を考えるべきです。勿論免許返納された方の足となることも重要です。
そうしたことがあるからだこそ、6月議会で今後のスケジュールを確認したのです。答弁通りにはいかないのは仕方がないとしても、進まなくては困るというのが正直なところです。
一方で、地域の盛り上がりも必要です。アンケート調査が功を奏して、良い方向に進むと期待しています。
この政策は、ここだけのものではない、ということを改めて認識して、しっかり進めてもらいたいと考えています。完全でなくても、地域と考えながら進める方法で、来年度には、実施できるように願っています。
「オンデマンドモビリティ」についての説明が終わり、鎌倉市役所の担当の方達には退出してもらい、本来の役員会の次第に戻り、会議は9時に終了致しました。