一般質問。オーバーツーリズムなんて悠長なことは言っていられない。。。
令和6年(2024)6月7日
鎌倉市議会6月定例会において『防災について』そして『観光について』の二つの項目を一般質問致しました。
防災については、国から努力義務とされている『個別避難計画』の作成に関することで、準備とスケジュールを聞きました。大変な作業ですので、充分な準備が必要ですが、一刻も早く取り掛かれるように要望しました。
大きく防災を捉えて、現在の機構の改革を提案しました! 現在の市民防災安全部という部の中に、商工課、観光課、環境課、戸籍、防災、と幅が広すぎます。やはり、防災は、特化した部であることが重要と考えます。他市では、防災を所管する部は首長室の隣にある所も多くあります。鎌倉は災害対策本部も分庁舎で行う状況。災害が起きている、あるいは、警戒中に本庁舎から言ったり来たりする状況です。こんなことでは、緊急の時に動線が悪すぎて、やはりとは言え安全安心とはいえません!!市民の皆様からもわかりづらいというお話を頂いていますので。
観光については、もはやオーバーツーリズムなんて悠長なことは言っていられない状況です。ですから、この言葉は一切使いません。国がこの日本を『観光立国』としてしまい、円安もあり・・・
土日祝日を問わず、ウイークDAYでも、この観光で訪れる人達の混雑には辟易としています。
整理するより、次々と、いえ、刻々と変わる観光地としての鎌倉の状況をひたすら、一般質問として纏まらないくらい羅列して現状を訴えました。観光課の尽力が最も必要です!!!そして商工・環境・まちづくりそして警察などです。
小町通の混雑
路線バスに乗れない。ヒトが多すぎて・・・
観光バスの駐停車違反、鎌倉入り観光バスの数の多すぎる
ワゴン型のタクシーの駐停車違反多発
ゴールデンウイークの間のお店の売り上げは決して上がらなかった・・
食べ歩きのトラブル 町のにおい、臭いにおい、大きな音、声うるさい、静かにして欲しい
市民が届けて下さる声は、悲痛です。
マナーとシップを求めます!!
鎌倉は市域が狭いけれど、ヒトが住んでいることを、住民がいることを認識して欲しい。
観光バスの数を制限するために、登録制にできないか???
観光税の徴収を。
市民には何のメリットもない。
こうした具合に、嘆きのようなものを織り交ぜて、もっと強気で観光で訪れる人にマナーとシップを求めることをあらゆる手段を使って行って欲しい、と強く要望しました。
全部で1時間半の一般質問になりました。