ありがとう西御門(鎌倉)サローネ展

令和6年(2024)5月11日

『ありがとう西御門(鎌倉)サローネ展』が午前11時から開催されました。

西御門サローネは、今から16年前の2008年から、鎌倉の歴史的建物の一つ、様々なアーテイストの活動や発表の場として活躍してきましたが、この度、その役目が終了することとなり、建物の各部屋、そして庭を利用しての一日限りのイベントが行われたのです。

2階の茶室を展覧会場にしたのは、鎌倉を拠点に製作活動をされている木彫作家の松永聖士さん、そして石彫作家の宮永ゆみさん。

お二人はご夫妻で、『鎌倉漆ジュエリー月の聖』として活動されています。

松永さんは、鎌倉彫の伝統を受け継ぎつつ、木彫をベースに漆を塗り、螺鈿細工や蒔絵の伝統技法を施した『みにつける小さな彫刻』を再作されていて、そのジュエリーの独特の世界観を拝見できる展示でした。

日頃同じ地元で交流しているお二人ですが、そうした普段のお二人とは違う、プロとしての姿に出会い、お話を伺うことができたことは、大変ありがたいことでした。

会場には、松永さんの声がかかったご近所さんも徐々に集まり、あれやこれやとご一緒に作品の観賞をすることができたのも嬉しいことでした。

浄明寺の自宅からサローネのある西御門へ、そして友人の営む八幡前のお店で昼食をとり、鎌倉市役所へ向かいました。『平和のパレード』に参加するために。

良く晴れて、歩くには気持ちよく、風が爽やかな昼下がり・・・・

久しぶりにサローネ、石川邸に入る機会も有難かったです。

頼朝会でご一緒の吉田知子さんと。