鎌倉市のフェアトレードタウン認定に向けて。議会の議決への考え方。

令和6年(2024)4月30日

鎌倉市では、『フェアトレードタウン』の認定に向けた取り組みが始まっています。

認定のためには、6つの基準を満たす必要があり、その6つ目が議会により議決です。

名護市議会では平成27年、逗子市市議会では平成28年にすでに決議が行われ、議決しています。

令和6年度予算に対する代表質問に会派=夢みらい鎌倉 として、この認定に向けて前向きな質問を行っております。

エシカルは、「倫理的な」という意味をもつ英語で形容詞です。

~人や地球環境、社会などに対して、配慮されているか~という意味合いでこのエシカルいう言葉が使われるようになりました。この言葉に関連した『エシカル消費』があります。この『エシカル消費』は、地域の活性化や雇用などを含む人・社会・地域環境に配慮したサービスのことを言います。

これまでに、鎌倉市は、子どもの家で開き読みやエシカルラベルに関するワークショップを実施し、若い世代の子ども達の理解を深めたり、市内事業者との連携してエシカルラベルを探す活動をしています。

また、写真のように子ども達の声をリーフレットにする小学生を対象にした講座を開くなどして普及啓発に努めてきております。

鎌倉市議会では、令和2年に鎌倉市と合同で講演会を開いており、エシカル協会代表理事の末吉里花氏の公演を当時コロナ禍で開催しています。

未来に向けて重要な課題と受け止めています。

一方、フェアトレードとは、発展途上国での貧困や過酷な労働を解消するために、製品や原材料を適正な価格で購入する取り組みのことをいいます。

私の地元では、『エシカルを日常へ』をテーマに『えしかる屋』さんがあります。こうした商品を日本各地あるいは世界か取り揃えて紹介し販売しており、身近に触れることができる環境にあり、より理解を深めることができます。

また、市内には鎌倉のフェアトレードを掲げたコーヒーを生産しているところもあります。

認定のための6つ目のミッションを満たす市議会の期月は、議会内での理科を一層深めるためには再度研修会を開いて講演もさることながら、何か工夫もあるとよいのでは、と提案しております。そこから自然発生的に議決の機運が高まることが望ましいと考えています。

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