玉縄の真実を解明する講演会。玉縄城址まちづくり会議主催。

令和6年(2024)1月5日

玉縄の真実を解明する講演会として静岡大学名誉教授 小和田哲男氏による『北条早雲と徳川家康の目指したこと』並びにシンポジウム『鎌倉鎮護玉縄城の真実』が、鎌倉生涯学習センターを会場に午後1時半から4時まで開催されました。

玉縄城址まちづくり会議主催、鎌倉市教育委員会共催で行われたもので、令和5年度文化芸術振興補助を文化庁より受けて『鎌倉・玉縄城址を活かす歴史ミュウジアム事業』の一貫です。

会場は満席、大盛況!

玉縄城址まちづくり会議の荒井会長をはじめ市民学芸員の皆様による17年間にも及び玉縄地域の研究・調査の結果が形になっていく様子をやhり17年間見守らせて頂いている立場から、ただただ皆様のご努力には敬意を表するばかりです。

北条早雲と家康の武家諸法度を通しての関係、早雲の相模平定までの経緯など興味深い講演、またシンポジウムでは、昭和35年撮影の玉縄城本丸城上空からの眺望の写真をもとに大竹正芳氏が作成した『玉縄中心の部旧状図』を自ら説明して下さるなど、実際にその周囲を縦横無尽にご自分の足で歩かれて調査された体験があるため、大変詳しく理解できました。 私的な印象ですが、この昭和35年撮影・・は、私が生まれた年に撮影されたものであり、当時はこうした形状が残っていたことを想像すると、その史実を知りたなるといった感情がわきました。

これからも続く研究・調査にさらに拍車がかかる講演会となった、という荒井会長の閉会のご挨拶でした。

 

微力ながら、益々の活動を応援してまいります。

 

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