大阪教育大学付属池田小学校事件から20年が経ち、祈りを捧げました。

令和3年(2021)年6月8日

今日は、あの恐ろしく、そして強い憤りをおぼえる事件から20年の歳月が経ち、改めて事件を振り返る一日となりました。

平成13年、2001年、6月8日の大阪教育大学付属池田小学校で事件は発生し、学校に刃物を持って侵入してきた男により多くの子ども達や先生が命を失い、けがをしました。

当時私は、神奈川県PTA協議会の総会に鎌倉市PTA連絡協議会の会長として出席していました。そして総会の議長なり、総会疑似を進行中に事件発生の一報が入りました。怒りと驚きで震えながら会場に事件を伝えると、騒然とし、刻々と伝えられる事件の状況に暫く議事が止まりました。

県内のそれぞれ公立小学校・中学校の子ども達のや保護者、そして先生のことを日々考えながら活動していた私達にとって、暗く重い複雑な思いがのしかかり、言葉を失う時間が長く続いたと記憶していますが、それからどうやって総会を閉めていったのかを全く思い出すことができません。それほど、強い衝撃を受けたのです。

学校は安全と思っていたことが、大きく覆されてしまいました。

事件後間もなく、鎌倉市内の国大付属小学校の入り口には警備員が配置されました。

是非に、同じ鎌倉の子どもである鎌倉市内の公立小学校にも警備員の配置を要望したいと考えて、会長という立場をもって、当時の鎌倉市教育長を訪ねて、お願いに上がりました。

事件から4年が経ち、私は市議会議員とさせて頂きました時の最初に提案させて頂いた政策は、『鎌倉市内の公立小学校に学校警備の配置』でした。

そして、平成18年、7月に市内公立小学校に警備員が配置されました。今でもそのまま配置が続いていることは、大変感謝をしています。

 

当時の大阪教育大学付属池田小学校事件で犠牲になりました児童、先生に向けて、静かに一人祈りを捧げました。