『華の橋』傍に静かに佇む庚申塚を。
令和3年(2021)6月3日
県道の『報国寺交差点』から鎌倉浄明寺宅間谷戸に入るとすぐに『華の橋』を渡りますが、その橋を渡ると右手に道祖神や庚申塚が並んでいます。この塚の辺りは、長いこと地域を見守ってくださっている力が宿っている場所だと思っています。 それぞれの像は滑川を背にして、毎年美しく咲いてくれる大きな桜の木を屋根にして並んで立っています。地域から出かける際にこの塚の前でお祈りされる方もあります。 これまで守られてきた塚だからこそ、今もこうしてここに静かに安置されているなど感謝しております。これをしっかり受けついでいかなくてはいけないな、と最近とても気になっていました。
二人の友人にお手伝いをお願いして、3時間かけて周りの草むしりや枝の簡単な伐採をしました。 おかげ様で、とてもすっきりしました。滑川からの風も感じることができるようになりました。
この塚の歴史を知りたいねー。と3人で話しながら、彫られている文字を読んでみたりしてお掃除をしていました.天保?年・・・と書いてあったり、いきもの・・・と書いてある文字が読み取れます。
地元の事をよくご存知の方がおられるので、その方に何故ここにあるのか、いつからあるのかを改めてお聞きしたいと考えています。
それぞれの像も修理が必要なところがみつかりましたので、その方法を考えよう、と話しています。