社会福祉法人きしろ社会事業会のバスを活用して、二階堂。

令和5年(2023)10月13日

交通不便地域をどのように解消するか、は今や鎌倉の大きな課題になっています。

正確に言えば、10年以上前からこの課題はすでに浮上しておりましたが、現在は高齢化率がさらにすすみ、移動支援の必要性は高まるばかりです。

  

   

この度、鎌倉市内で交通不便地域としてモデル地区に指定され、3年前(2020年)にオンデマンドモビリティの実証実験を行った二階堂地区に、10月3日から、毎週火曜日、金曜日の午後の時間に、社会福祉法人きしろ社会事業会が、日頃の送迎車両を活用してのりあいバスとして実験的に3カ月走らせて下さることになりました。

試乗させていただきました。

実験の間にアンケートをとり、実施にむけて、より利用しやすく改善していく、ということです。

鎌倉宮から緑苑台、転園、瑞泉寺、江ノ電分譲地をめぐる8つのバス停を一周するルートです。

鎌倉宮からは、お二人利用されました。

公共交通バスの到着時間と合わせて、二階堂の奥に向かうのりあいバスの出発時間ができるだけ合うように設定されています。

一巡して、鎌倉宮に戻ると、公共バスから降りた方達が、早速また利用される姿をみて、益々需要が高まることに期待がかかります。

行政も引き続き、交通不便地域の解消のために新交通システムのp政策を進めています。色々組み合わせて、チキにあった様々な交通政策が鎌倉の不便市域にはりめぐされて便利になっていくことを強く求める次第です。

こうした移動支援は、高齢者に限らず、塾帰りなどのお子さん、妊婦の方、障害のある方など全ての方を対象にしており、多くの方が利用できるとして、大変重要です。

今日は、秋晴れの気持ちの良い一日でしたが、雨の日など悪天候にも関わらず外出しなくてはならない場合などには、特に有難いことだと思います。

実際にそうした声を、鎌倉宮で聞きました。偶然お会いした若いママからの話です。

今日は、同地域の児玉議員にも声をかけて、一緒に体験試乗致しました。