教育福祉常任委員会協議会が開催され、新型コロナワクチン接種について報告を受けました
令和3年(2021)5月25日
午前9時半からの鎌倉市議会臨時議会は、午後2時に終了しました。
5月18日に本日の臨時議会の準備のために開催された『各派代表者協議会』で一部議員から「新型コロナワクチン接種についての報告を受けたい」という提案がされていました。当初、鎌倉市では、5月10日から鎌倉市内にお住まいの80歳以上の方のワクチン接種の予約、そして5月17日から同じく鎌倉市内にお住まいの65歳以上の方のワクチン接種の予約が進められておりました。私も予約が開始される前にもワクチンについての色々なご心配の声を市民の方からお受けしており、また実際に予約が開始されますと、予約がとれない、というご不安の声を沢山受けておりました。ライン、ウエブ、電話とツールは複数ありますが、世代によってはラインやウエブを活用できない方が多いことも明らかでした。
そうしたことを受けて、臨時議会が終了して、早速、今期から機構改革で福祉も合わせて所管となりました「教育福祉常任委員会」による『教育福祉常任委員会協議会』が開催されました。協議会では、担当部長をはじめ担当課長より、これまでに行ったワクチン接種の予約の状況や課題対策について報告を受け、2時間にわたり質疑が行われ、意見が出されました。
80歳以上の高齢者で環境的に予約を取ることが難しく、また集団接種会場に出向くことも困難な状況の方を把握することが、まずは80歳以上の方達の接種をより進めるためには必要です。訪問医療をされている主治医の協力を得たり、地域の状況をよくご存じの民生委員さんの情報も重要と提案しました。
まずは80歳以上の方で接種を希望される方の取りこぼしのないようにする方法を早急に実施するこということです。
これからも続く新型コロナワクチン接種については、これまでの経験を活かして、課題を解決しながら進めて頂くことを強くお願いいたしました。