鎌倉市役所前に咲く、「忍冬」「金銀花」「ハニーサクル」「吸葛」
令和5年(2023)5月9日
鎌倉は風がちょっと冷たいけれど晴れて、心配していた昨日の雨による大きな被害もなく、ホッとしているところです。
鎌倉市役所に鎌倉駅から続く歩道際のツツジに蔓が絡んで咲く『忍冬』別名『吸葛、スイカズラ』が、茂るツツジから頭を出して咲いています。子どもの頃から『ハニーサクル』と私は、母から教わって読んで親しんできた花です。
スイカズラとか、ハニーサクルと呼ばれる由来は、とても甘い香りを持ち、密が吸える植物、というところからです。
また、冬の間中、緑の葉をたもつことから『忍冬』という名前も持ち、花が白く咲いた翌日は黄色に変わるところから『金銀花』ともいいます。
なんと沢山の名前を持つ植物でしょうか?と改めて思うところです。
谷戸で見るだけで鳴く、街のなかの陽のあたるこの市役所の歩道沿いに見つけて、嬉しくなりました。
この花に足を止めて眺めていると、「こんちわ、久しぶり、元気?」と声をかけてくれたのは、20年以上前になりますが、鎌倉市第二小学校でPTAの副会長として組んでくれた友人でした。
暫く彼女と近況を交わしました。
少しの時間ですが、お互いに励まし合うひと時を得ました。ハニーサクルのおかげです・・・感謝。