鎌市幼、父母の会連合会研修大会の出席にあたり思うこと。子育て。

令和4年(2022)11月

 

午前10時から鎌倉芸術館で開催の『2022年度 鎌倉市幼稚園 父母の会連合会研修大会』の開会式に出席し、引き続きの『記念講演』に参加致しました。

記念講演のテーマは、『子どもへのまなざし、ストレッチしてみませんか?』。

この研修大会は、大変歴史のある大会です。

やはり3年ぶりの開催ということでした。コロナ前もできる限り参加させて頂いてきた大会です。

私自身も鎌倉の幼稚園でその時代を育ち、私の子どもも同様で、幼稚園教育の大切さを強く感じている一人です。不思議と幼稚園時代の記憶は幾つも鮮明に覚えているものがあり、そう考えるとあの時期の重要性がわかります。

また、親になってからは、PTAの役員をしていたこともあり、色々な子育てに関する相談を親御さんやご家族からお受けして、切磋琢磨し、一緒に泣いたり笑ったりすることもあります。様々な経験を糧として政策を一つ一つ丁寧に考えつなげて参りました。

『子育て』は、親が子どもから学ぶこと、学ばされることは非常に多く、そうやってすでに大人である親も育っていくもの、と考えています。私自身もそうでしたので。時代はどんなに変わっても、それは、広い意味で変わらないでしょう。

今日講演された講師の小西貴士(写真家でエコカレッジ ぐうたら村』共同代表)さんのお話では、子ども達へのまなざしをほぐして柔らかくして子ども達の行動を見つめることや子育てについて正解を求めないようにすることなど、今の社会のありがちな固い視線を向けることにないする警告をしているように聞きました。

しかし、一方で子どもは、常に大人の背中を見て育つことも事実で、私もよく反省したものです。時代は変わってもそれは親(保護者)と子がある限り変わらないでしょう。

『子育て』は、他の尊いものと同じように尊いものです。

そうした尊さを維持していかれるように、引き続き、鎌倉に生まれて良かった、育ってよかった、育ててよかった、と思えるまちにしていきたい、と考えています。

幼稚園の先生は、本当に一生懸命学校へ行く前の大切な時間の教育に努めて下さいます。多少のくいちがいがあっても、お互い話し合いながら、私も仲間に入れて頂きながら、未来の子ども達のためを考えていきたいと思っています。