令和4年度鎌倉市戦没者追悼式に参列し、追悼の辞を述べさせた頂きました。

令和4年(2022)10月24日

   

午後3時かラかまくら生涯学習センターホールを会場に『令和4年度 鎌倉市戦没者追悼式』が厳粛に執り行われました。

鎌倉市議会を代表して謹んで『追悼の辞』を舞台に設えられたご位牌のに向かい述べさせて頂きました。

 

『 本日ここに、ご遺族をはじめ、関係者の皆様、多数ご参列のもと、鎌倉市戦没者追悼式が厳粛に執り行われるにあたり、鎌倉市議会を代表いたしまして、謹んで追悼の辞を申し上げます。

先の大戦においては、多くの方々の尊い命が失われました。

祖国を思い、故郷に残した家族を案じながら斃れられた方々、あるいは戦争による飢餓や病気で命をおろされた方々の無念に思いを馳せるとき、深い悲しみが胸に込み上げて参ります。

また、最愛の肉親を失われ、癒されることのない深い悲しみを秘めながらも、幾多の苦難を乗り越えてこられたご遺族の皆様に対しまして、心から敬意を捧げます。

戦争の終結から77年が経ちますが、昭和33年に本市が「平和都市宣言」を行ってから今日まで、鎌倉市議会では、未来を担う子ども達を含め世代を超えて平和を希求する鎌倉市民とともに、「平和都市宣言」の精神を永遠に継承するよう努めてまいりました。

世界では、各地で紛争が発生しており、今年2月には、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、多くの方々が犠牲になっております。

世界恒久平和のためにも、今一度、日本の礎となられた方々のご意志にお応えすべく、市民の皆様と手を携えて、平和で豊かな鎌倉の創造にまんしんいたしますことを、改めてお誓い申し上げます。

結びに、ここに戦没された方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様方のご健勝、ご多幸を心からお祈り申しあげ、追悼の辞と致します。 令和4年10月24日 鎌倉市議会議長 前川 綾子 』 合掌。