『EU国際都市間協力プロジェクト』の皆様と懇親を深めて。

令和4年(2022)10月19日

足利市議会訪問団をお見送りした日の夜は、先日いらした『EU国際都市間協力プロジェクトにおけるウメオ市(スウェーデン)及びイタリアベネチア都市圏』の訪問団の皆様と懇親を深めました。

因みに、このポロジェクトに参加している国は、現在36か国、106都市。日本でけでも、所沢、郡山、豊田、長野、小布施、鎌倉、富山、名古屋、京都、川崎、大阪、と鎌倉を含めて11市が参加しています。

以前に鎌倉市からこのプロジェクトでスウェーデンウメオ市視察を行った際の報告書を読みました。その中に興味深いことがいくつかありました。中でもフィ―カという休憩時間を職員が仕事の合間にもち、お茶を飲みながら懇談をしたり、体を休めるという報告がありました。鎌倉市でもそうした場所、時間がもつことができたら、職務環境の改善が進むと考えています。そうした話をしながら、今課題になっていることなどをお聞きしました。

ウメオ市は、人口が急速に増加しており、鎌倉市としては異なる背景があります。鎌倉は観光を魅了しているが、ウメオ市は、スウェーデンの中心から距離があり、若い学生で溢れている状況。一方両市の共通点は、住民が高い意識を持ち、持続可能な開発に取り組むことに前向きであり、その住民が貴重であり、いずれの自治体もイノベーション、市民との対話、そしてソーシャル・キャピタルを想像するために人々への投資に重点を置いていることであるということです。

一番感じていることは、こうしたプロジェクトに参加しているのであれば、鎌倉市の担当職員が相手国との交流を深め、実際に目で見て、体験してきたものを鎌倉市の政策に取り入れることができるようにすることを希望ます。流暢な英語で接することができる職員の力をもっともっと活かすべきです。

鎌倉市が井の中の蛙にならないように、議会も市民も積極的にそうした姿勢を後押しできるようにすることが大切だと強く考えています。