『横浜こどもホスピスうみとそらのおうち』を見学させて頂きました。

令和4年(2022)10月14日

霧雨がふったり止んだりの一日でした。

午前に昨年11月に開所した『横浜こどもホスピスうみとそらのおうち』を見学させて頂く機会を得ることができました。

以前NHKの特集番組で知り、この度、この施設を運営する認定NPO法人横浜ホスピスプロジェクトの代表理事田川尚登さんから開所までの経緯、今後のことについてのお話を伺いながら、施設をご案内頂きました。

こうした民間のこどもホスピスは、大阪に次いで全国で2例目です。

施設の考え方は、重い病気と共にある子どもと家族が、温かで家庭的な環境で豊ら時間を過ごす場所、とあります。

横浜市金沢区にあり、関東学院大学や野島公演に近く、平潟湾に流れ込む侍従川沿いに建っている施設の大きな東側の窓のすぐそこに、その川のゆったりとした流れを見ることができ、その川の流れも豊かな時間を作ることを手伝っているように感じました。

建物の中については、全体的に木の香りがする温く優しい北欧風となっており、どこを見ても沢山の工夫が施された部屋の配置、壁や階段の子ども達の目線に入りそうな位置には可愛らして楽しいイラストが散りばめられ、天井には星座を表すライトが点在ししるなど、施設を運営する方達の利用する子どもと家族に対する気持ちが込められていて、安心して過ごせる場所になっていることがわかりました。