鎌倉漁港の区域(案)が示されました。やっとです。

令和4年(2022)10月2日

 鎌倉漁港区域(案)

鎌倉漁港の区域(案)が、今議会の所管の委員会で示されました。

私としては、いよいよという気もちを隠せません。

鎌倉坂の下に漁港建設工事の望んでから、それこそ半世紀以上が経っており、そのうちの後半10年以上、正確には13年にわたり、建設の実現に向けて携わり、私なりに尽力してまいりました。

何度も期待しては諦めることを繰り返してきた歴史があります。漁港建設を若い漁師さん達のために何とか実現したいとして再起を図って活動し始めた矢先に亡くなられた前田副組合長のことを私は忘れられません。

そして、前川さん宜しくお願いしますね。と何度も何度も前田さんから頼まれたことをあの笑顔と共に思い出すのです。

振り返れば、13年前には、無くなりかけた漁港建設に纏わる予算を復活させ、めげずに質問を繰り返してきました。神奈川県農水関係の部局に一人でお願いに行き、非常に冷たい対応を受けたこともありました。

それから紆余曲折ありましたが、今議会で、鎌倉市から図のような『漁港区域の案』がやっと示されたのです。

図の黄色点線内が考えられている漁港区域です。

この区域については、神奈川県などとの協議が整い、今年度内、令和4年度内に区域が決定し、令和5年で以降には区域に関する調査をし、設計を行い、現場の着工へと進んでいきます。

直、鎌倉は『ミズキカマクラプロジェクト』を展開しており、その内容は、漁を安全に、型化できる環境づくりへ、という思いを持ちつつ鎌倉市は、『まちの漁業』『まちの資産』を後世へつないでいく漁業支援施設の整備を、坂の下に計画しています、としています。

この漁業支援施設というのが、漁港のこととご理解下さい。

この施設が完成すれば、今日のような朝市が、その場所で開くことができ、様々な工夫も可能となり、漁業活動の幅も広がります。

兎に角、期待しています。

事業の進捗を見守り、着実に進むことを目指します。

どうぞ、皆様、応援をお願い致しします。

漁師さん達の安全な就業環境を保つため、そして市民の皆様のために身近で、美しい海を保つために!!!!!