伝承絶やすな! 地域のために機動力の良い仲間達に乾杯!!!

令和4年(2022年)8月14日

 

 

   

 

 

 

    

     

 

    

 

 

   

 

 

日が暮れ始めました。西の空は赤く染まり始め、子ども達が描いてくれた雪洞の絵に蝋燭の火が入り、辺りは幻想的に。。。。 午後7時までの会の後半は、雪洞の火を囲んで行われました。

 

 

台風8号の影響で一日延期した鎌倉『浄明寺盆踊りの夕べ』が午後5時から無事開催することができました。

急遽延期としたことで、人が集まってくれるかどうかを開催直前まで、内心心配していましたが、その心配は全く必要がないことがすぐにわかりました。

幼児から小学生・中学生・高校生・お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・地域の皆さん・隣町の皆さんなど、多くの方達が続々と集まり、2重、3重の踊りの輪ができる程でした。

今回は櫓も建てず、食べる者は一切なく、あるのはラムネとお茶でだけで、2時間踊り続ける会となりました。

でも多くの方達が満足して下さった、と感じました。 小さな女の子たちは、浴衣を着せてもらって大はしゃぎです。

かけた曲、誰もがすきな7曲。リクエストが多い曲、ノリのいい曲、伝統的に多くの人が好きな曲を感じ取りながら曲は選ばれます。 皆さん、好きでない曲や人気のない曲をかけると、たちまち踊りの輪から外れて踊りをやめてしまいます。皆が楽しい気持ちで踊ることができる曲がまず第一です。これが一番大切で、盆踊りを一帯となって踊るコツです。そうしたことを伝承されてきて、正確なところはわかりませんが、少なくとも浄明寺は50年以上になるのだと聞いています。二階堂生まれにはその辺のところはよくわかりません。兎に角、今回のコロナや雨に翻弄された中で開催か否かを悩まされているその真ん中に、踊りたい人が沢山いるということがわかりました。伝承ということの大切さを思い知らされました。

準備は大変だけど、開催は一瞬だね~という話が会話の中でちらっとありました。本当に無事おわると、開催までのあれやこれやの判断で悩んだことも段々に薄まっていきます。それにしても町内会の機動力の良さは自慢ができます。準備から片付けまで、慣れているといってしまえばそれまでですが、動きの良い人達に支えられていることに、改めて感謝です。

他の町からわざわざバスと乗り継いできてくれた友達は、盆踊りの伝承!絶やさないで!と私の肩をポンと軽く叩いて帰っていきました。

ありがとうございます。。。。