栃木県に会派『夢みらい鎌倉』で日帰り出張、生ごみ処理等視察見学。

令和4年(2022)7月7日

七夕です。涼しさは少し和らいでいる曇りの早朝、6時台に鎌倉を出発し、会派『夢みらい鎌倉』の4人で栃木県宇都宮市と真岡市へ、日帰りの出張、視察見学に出かけました。

共和化工(株)が運営している生ごみゴミ処理施設です。

今年の鎌倉の海水浴場、特に由比ヶ浜は『由比ヶ浜ブルーオーシャン宣言』を行っています。

この宣言は、海洋汚染、特に海洋プラスチックごみが世界規模でますます大きな社会問題となり、神奈川県と鎌倉市はいち早く『プラごみゼロ宣言』を行い、使い捨てのプラスチック製品を消滅すると等という取り組みを進めているという経過があります。

こうした動きに賛同して、今回、神奈川県の初モデル事業として鎌倉の海水浴場で実験を行てっているのが、生分解バイオプラスチックの開発で世界をリードしてるといわれる(株)カネカと、100年後の未来を見据えて環境リサイクル事業を展開する共和化工(株)です。つまり、美しい海づくりにむけた新しい取り組みを、鎌倉の海岸で進めるということです。

この環境リサイクル事業をしている共和化工(株)の栃木県益子町で町営で行っている生ごみ処理施設(特徴はYM菌による超高温発酵処理機を活用しての処理方法)と、更に隣の市にあたる、真岡(もうか)市が運営する剪定枝等有機性廃棄物資源循環施設『真岡市リサイクルセンター』、こちらも勿論YM菌での処理方法です、の二か所を視察見学しました。

いずれも、ゴミの減量と再資源化を進める循環型社会の形成を目的としています。

やはり実際に施設を見て、将来のゴミ処理はどうすればよいか、どのように考えるべきか、ということを改めて考える良い機会となります。

ありとあらゆる情報が飛び交う社会ですので、そうそう動けるものではないですが、できる限り現場を見る事は大切。

日進月歩の世の中です。様々に、様々な角度でごみ処理議論をしているうちに、技術の方が進歩していくということをいつも感じます。あ、逆かもしれません!色々な議論を聞いているうちに、それを耳にする技術者たちが、どんどん進歩させているのかもしれません。。。。

私達は専門家ではないですから、机上ではなかなか語れないと常に感じている所です。

因みにこの生ごみ処理施設は、数年後には、葉山町に登場します。逗子と葉山町で広域連携です。

     

  

 

    

     

 

 

益子町から真岡市へ移動・・・・・