源頼朝公墓前祭。

令和4年(2022)4月13日

    

 

鎌倉雪ノ下、大倉です。

今日は、源頼朝公のお命日です。

墓前までの参道、桜道の桜はすっかり葉桜となり、若葉のトンネルとなりました。

毎年この日は『源頼朝公墓前祭』が執り行われ、今年も参列させて頂きました。

墓前で鶴岡八幡宮様があげられる祝詞にじっと耳を傾けていると、そよ吹く風が時折クスノキの葉を散らして、高いところから舞ってきます。

よく晴れて、墓前までの石段をのぼると、じんわり汗が滲む感じでした。

ご祈祷をご奉仕された鶴岡八幡宮様によると、「今、テレビで放送されている『鎌倉殿の13人』の場面を思い浮かべ、ドラマの中の武士達のやり取りがこの辺りで行わたのか、と想像しながら今日のご奉仕を行い、また源頼朝公のご功績をこれからも大切に伝え、鎌倉のまちの活性につなげていきたいと改めて考えている」というお話をされました。

石段をのぼり、墓のある平地に立つと必ず懐かしく思い出すことがあります。それは、この境内にお茶店があったころの子ども時代で、源頼朝公のことなど全く知らないで、この境内で「よりともさん」と呼びながら近所の友達とかくれんぼしたりわいとワイワイと遊び場にしていた頃を。(祖母の住まいが、数件先にあったのことからです)

今は、没後800年を越えた源頼朝公から学ぼうとしています。