鎌倉市立第二小学校の校歌に思うこと。おおきふすおかもせせらぎも・・・
令和4年(2022)1月25日
鎌倉駅地下道ギャラリーの市内小中学校作品展の一つ。
鎌倉駅の東口から西口を結ぶ地下道ギャラリーでは、市内小中学校の作品展示が行われています。
丁度各学校の先生方が展示替えをしているところでした。
その中に、母校である鎌倉市立第二小学校の校歌の展示がありました。
一年生の作品のようです。
澄で一文字ずつ描いた小さな半紙を寄せて効果の一番の詩を一つの作品にしています。一文字ずず児童が一人一人分担して書いたのでしょうか・・・・
私にとりましても、子どもの当時、しっかりと先生が教えてくださった証として、自然と口ずさむことができ、すっかり体にしみ込んでいる校歌です。今となって考えることは、当時の教育がそうしたものだったともいえるのかもしれないということです。
歌人の吉野英雄氏が改修されたとされる校歌で、言葉が子どもには難しいところもありますが、何となく理解ができ、重みがあり、私はとても好きでした。今でも好きです。
今はコロナ禍で地域として卒業式に列席する機会はありませんが、コロナ以前は毎年卒業式で年に一度子ども達と一緒に校歌を合唱することができることに幸せを感じてきました。
幾世代も校歌で繋がる地域、瞬間とでもいいましょうか。きっとそれぞれの人の母校に対してこうした思いがある人も多いかと思います。いつもいつも思うものではなく、ふとしたきっかけで思うことが。楽しい思いでも、辛い思い出もひっくるめていろいろ思い出しながらです。
校歌の2番は、
平和の子らが 目指し行く 正義よ愛よ はた真理 春にさきがけ 香も清き 校章の梅を かざしもて 実りたのしみ いそしめり ああ今日も いそしめり
校歌は3番まであります。
地下道を抜ける頃には、マスクの中で校歌を歌っている自分がありました・・・・・
寒いまいにちですが、校歌にある梅の花もちらほら咲き始めています。