『鎌倉難民共生フォ―ラム』に出席しました。雪ノ下カトリック教会で。

令和3年(2021)11月11日

昨年、令和2年(20220)8月に鎌倉十二所に長年イエズス会の修道院として存在していた建物が、『アルぺ難民センター』となり、コンゴ、スリランカ、ミヤンマー等の難民が当時は8名、現在は12名暮らしています。

十二所に隣接する浄明寺地域では、町内会として何ができるかをかんがえてきました。そして、私自身個人的にも藤沢で大きな農場を経営している友人にお願いして野菜ボックスを届けて頂く等をお願いしています。

地域で、何ができるか? 難民の方達との交流をしていきたいのですが、コロナ禍でなかなか思うようにいきません。 そうこうしているうちに、支援する個人あるいは団体の輪が広がり、今日は20数名の個人で支援、団体で支援する人が集まり、これからどういうことができるか、を話し合うというつもりでの第一回目の会議が開かれました。

鎌倉市議会では今年度の6月議会で『人道的見地で難民政策の見直しを求めることに関する意見書』を議会議案で出され、25人中20人の賛成多数で可決させています。この意見書の中心となった神奈川ネットワーク運動の保坂議員とは多くの議論を交わしながら、私も賛成致しました。

今日の会には、保坂議員から声をかけてもらい、地域の一人として参加させて頂きました。

身近にあるこのセンターに暮らす人達との交流の場を地域につくり、地域の人達が理解することが必要です。その場を多く作っていきたいと思っているのです。

今日は、『難民支援協会』の方が、『カナダに学ぶ難民の受け入れ』というご自身の支援活動の体験からの講演をまず聞かせて頂き、難民支援のカナダでのあり方を知りました。

1.カナダの難民支援概要

2、プライベートスポンサーシッププログラム

3.ORAT(トロント大司教区の取り組み)

4.市民社会の取り組み

5.ヨーロッパでの地方自治体による施策

が、その講演の内容です。

つまりは、自治体に頼るのは最後!まずは地域で支援を広げること!!だと考えています。

今日の集まりはそういうためのもの。今後の集まりもそういうことで進むことだと願っています。