ハンターズムーン 10月の満月 フクロウとの衝撃的な出会い

令和3年(2021)10月21日

10月の満月は、『ハンターズムーン』と言われています。アメリカの原住民が嘗て、10月の満月について狩猟に最適な月としていたことから、この名が付いたと聞いています。

鎌倉駅東口から見た月です。ビルから丸い月が顔を出し、雲に月の光が滲んで、薄紅色に広がりました。

駅方面から自宅の鎌倉浄明寺宅間谷戸に戻ると、低く羽ばたくフクロウが暗闇の中で車のヘッドライトの光に飛び込んできて、飛びながら下を見て私の方を見るフクロウと目が合いました。瞬間のできことでした!!今もその姿が目に焼き付いています。光に浮かびあがったフクロウの顔・目・大きく広げた翼。

思い出すだけで素晴らしい瞬間にワクワク、ドキドキします。興奮がいつまでも冷め止まりません。

ほんの少し前に会った人との会話で、宅間谷戸はタヌキもアライグマもハクビシンもいて、そしてフクロウもいますよ、と付け加えてお話したばかりです。

きっと、このフクロウは何か獲物をみつけて近づこうとした一瞬に私の車が近づいてきてしまい、フクロウはその光に驚いてしまったのだと思います。

知らなかったとは言え、申し訳ないことをしました。こうして夜の暗闇の中で、月の光を頼りに生活している動物のことを想いました。

そして、フクロウはすぐ近くの電線にとりあえず止まり、しばらくじっと静かにしていましたが、やがて山の方へゆっくりと羽ばたいて帰っていきました。

まさに、『ハンターズムーン』にふさわしい光景に出会えたことに感謝しています。