令和3年度鎌倉市議会教育福祉常任委員会と鎌倉市医師会との情報交換会開催

令和3年(2021)10月5日

午後7時30分から2時間にわたり、域医療センターの講堂を会場にして『令和3年度鎌倉市議会教育福祉常任委員会と鎌倉市医師会との情報交換会』が開催されました。

この懇談会は、これまでは『観光厚生常任委員会』と鎌倉医師会の間で行われていたものですが、機構改革により福祉と教育が一緒になり所管となったために、教育福祉常任委員会との懇談となりました。

懇談をしているうちに、この度の機構改革で子どもに関することと福祉が一緒になったことは有意義である、と改めて感じました。お互いに関することが多いからです。

懇談の内容としては、『鎌倉の新型コロナ感染対策』、『地域療養の神奈川モデルの現状としてコロナサポート鎌倉の機能について』、『コロナサポート鎌倉への市民の反応』、『鎌倉の第5波の状態』、そして『問題点、第6派、さらには将来の未知の感染症流行に備えるために』等についてを医師会会長、あるいは副会長の医師からお話を伺いました。

間で議員から質問をさせて頂きながら、一つ一つ丁寧にお答えくださいました。

鎌倉は、新型コロナワクチン接種が鎌倉で始まりましたのは、今年の5月からでした。最初の80歳以上の方達はの接種予約については、初めてのこともあり、また行政と医師会との考え方の違いもあったようで、なかなか混乱し市民の方から苦情を頂きました。しかしその後は順調に進み、現在鎌倉はワクチン接種率が神奈川県下一位となっています。

コロナウイルス陽性の患者さんが自宅療養になった時に支援するシステム2020年末からの第3派で医療崩壊が起こったことをふまえて神奈川県が考案されたという『神奈川モデル』ともとにして設置された『コロナサポート鎌倉』は県内で誇れるチームワークで「これは単なる委託事業ではない、鎌倉市民を守る医療である、往診して患者さんの顔を見て判断する」という一貫したポリシーをもって古今奮闘して下さっている賜物であると知りました。そうした地域医療に携わって下さっている医師の方達のメンタル、そして体が心配です。改めて、心からの感謝を致しました。