浄明寺町内会の散策会に参加しました。
令和6年(2024)6月15日
今日の午前は鎌倉浄明寺町内会主催の散策会。6月ではありますが、「春の散策会」です。この散策会は、秋にも予定されいています。
散策会を始めたきっかけは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。まさにゆかりの地に住む私達が、日頃慣れしたしんでいる場所ではあっても、正確にその場所の持つ歴史や謂れを知らないことも多いのではないか、ということで、鎌倉市観光ガイド協会のガイドさんにご案内をお願いして、時間は午前のみとして、企画し、実施しています。
これから10年をかけて鎌倉中をあるこう、という壮大な計画でもあります。
これまで、本当の地元ばかりでしたが、少しその地元を離れて、鎌倉駅西口時計台公園に集合して、扇が谷方面を歩きました。
たつみ神社~寿福寺~海蔵寺~岩船地蔵~浄光明寺と少し汗ばむ道中でしあが、木々がつくる日陰も多く、心地よい風もありました。
鎌倉の東に住む私達にとっては、西にあたる扇ヶ谷地域は、なかなかゆっくり歩く機会もなく、久しぶりに訪れた場所もありました。町内会のお仲間と隣の隣くらいの距離にあるまちを訪ねて、知識も増え、楽しい時間を過ごしました。
泰山木のあの大きな花、甘い香り、久しぶりでした。
今回の参加者は20人。暑さを心配しましたが、皆さんが元気に参加できたことも嬉しいことでした。
「正和二年(1313年)と刻まれた石の地蔵。これは、由比ヶ浜で漁師さんの網にかかって引き上げられた地蔵「網引地蔵」と言い伝えられてきたお地蔵さんです。この謂れは知っていたのですが、このお地蔵さんに会えたことは、散策会の中での収穫の一つでした。