みらいふる事業 『能舞台講座』が実施されました。

令和7年(2025)5月29日

5月も終盤の一日です。

『みらいふる(鎌倉の老人連合会)』の広報教養部長である石井英明さんが、『みらいふる』の事業として、『能舞台講座』を開催しました。

石井さんは、私が嘗て約8年間鎌倉市の青少年指導員をしていた頃からの知り合いで、石井さんは後に同団体の会長もされました。20年以上のお付き合いになります。『みらいふる』として、計画の中には最初からなかった事業であるため、ご自分で援助費用を集めての開催のようです。

今回のこの事業は、『能舞台講座』ということで、勿論鎌倉の能舞台が会場で、実施にあたりましては、主宰の中森貫太氏にお願いして、大変すばらしい講座が実施されました。

この実施に至るまでには、現在鎌倉能舞台代表理事の石渡德一前鎌倉市長にご尽力頂き、私も間に入らせて頂く結果となり、当日もお招き頂きました。

会場はみらいふるの各単位クラブの会員、107名で満席となりました。

日頃、鎌倉市内にある能舞台でありながら、なかなか行く機会もない方の方が多いと思います。こうした事業はそういう意味でも能舞台への敷居が低くなり親しみやすくなるので、大変貴重と改めて感じた次第です。

舞台では、主宰中森貫太氏の非常に奥の深い、機知に富んだ能や狂言、そして能で不可欠の面や衣装についてのお話が行われ、会場ではそのお話に引き込まれるようにして聞きいり、最後には3つの舞を披露して下さり、参加された皆さんにとってとても印象深い講座となったとことと思います。私自身にとりましても、いつ伺っても勉強になる、という有難い講座です。

講座後は、一部の方と残り、併設されているカフェで抹茶やラテ、和菓子をご馳走になり、また、改めて感想を述べ合い、楽しいひと時を過ごしました。こうしたことができる鎌倉の鎌倉ならではの事業の一つでした。