女子用公衆トイレの洋式化実現しました(鶴岡八幡宮文華館北側)
令和7年(2025)3月6日
鎌倉鶴岡八幡宮境内にある文華館北側公衆トイレの女子上用トイレが10室のうち今回3室を洋式化することにより、9室が洋式トイレとなりました。
鎌倉は、所謂、オーバーツーリズムとしての酷い状況が続いています。
本当に困っています!!
神奈川県も最初の頃大騒ぎしただけです。
そこで昨年(令和6年 2025年)の6月から、その対策を議会の一般質問で色々な提案をしております。
そのうち、12月ぎかいで鶴岡八幡宮境内にある鎌倉文華館北側の女子用公衆トイレの洋式化について提案致しました。
冒頭にも書きましたように、この度、3室の洋式化改修が実施され10室のうち9室が洋式トイレになりました。
鎌倉日観光課に感謝致します。
和装の方のために、和式を残すということが昔から言われているようなので、一室は和式のまま残りました。
洋式化を強く要望しましたのは、主に観光客が公衆トイレを使用するわけですが、その使い方の酷さへの対策として提案致しました。鎌倉市により、1日に3回の清掃は行われていますが、とても間に合わない程の劣悪な状況が続いています。
これで、この公衆トイレについての洋式化はなんとか実現しましたが、オーバーツーリズム対策としては、まだまだ課題があります。
他の公衆トイレについても対策をしなくてはならない、と考えています。
さらに、公衆トイレの有料化を提案しております。引き続き取り組んでまいります。
鎌倉には、市民が静かに穏やかに暮らしたい、という気持ちをもっている方達が多く住んでいます。そうした鎌倉であることを他から訪れる方達に知って欲しい!という願う中で、このオーバーツーリズム対策は重要と考えています。
昨年、神奈川県の観光協会の方に、鎌倉のオーバーツーリズム、観光飽和状態の減少として白タクの問題をお話し、本当に住み辛くなったことを話しているうち、そんなにいやならひっこせばいい~と言われました。耳を疑い、横浜に住んでいる人にそんなことを言われたことも心外で、ましてや観光協会の・・・という立場でのその物言い。
町を守りたい、という気持ちがない方に、話した私が悪かった、と反省することはありましたが、観光でお金を儲けるということが念頭にある方達とは、オーバーツーリズムについて話すのは土台無理なことと気が付きました。
言ってみれば、数年前に、日本の総理大臣が観光立国と日本を位置付けたところから、日本を観光政策で海外に売ったのも同じことです。経済です。
そして、さらに言うならば、コロナの3年間の間に、コロナ明けがンバウンド、または国内のツアーがどんなに激しくなるか、を想像できない、国や県が非常にお粗末である、と言わざるを得ません。
観光協会とか、観光省という仕事はどこに目を向けているのか、疑問でなりません。
従って、私は、この鎌倉というまちを大切にするために、まずは、観光政策について、観光をもっと。。。という視点ではなく、市民を守る方向で考えていきたい、と考えています。