鎌倉地域漁業支援施設のための防波堤工事が今年末に始まることに。
令和7年(2025)1月1日
鎌倉材木座海岸から見渡す富士山の方角に鎌倉地域漁業支援施設を設置する坂の下海岸があります。
鎌倉地域の漁業支援施設建設については、鎌倉坂の下海岸への設置を鎌倉漁協から望まれて60年以上になります。なんと長いことでしょうか!!漁師の皆さんの悲願であり、またこのまま就労環境が改善されないと、鎌倉の漁業そのものの衰退はさらに危機に陥る状況です。
私でさえも建設に向けて取り組むこと16年になります。
建設に向けて起こる様々な障害を乗り越える漁師の皆さんに微力ながら常に寄り添ってまいりました。
この度、やっと!その予想図が描かれ、公開することができるまでになりました。
そして、今年、令和7年末から令和9年にかけて防波堤を先行して工事がはじまります。その後は、護岸工事、船揚げ場工事、倉庫など令和12年から13年に完成する予定です。
完成すれば、市民の皆様に伝統と歴史のある鎌倉の漁業、そして獲れる新鮮な魚介類を知り、身近に楽しんで頂くことができ、また鎌倉の漁業と触れ合うイベントも体験できるようになります。
古く鎌倉時代から鎌倉の海を守り続けて現在に至るのは、鎌倉の漁師さん達です。
そして、大事なのは、漁師さン達の生業と安全が保たれるようになります。
そういう訳で、まだ暫く完成までには時間を要しますが、温かく見守り、期待して、応援して頂くようにお願いいたします。