鎌倉市議会12月定例会教育福祉常任委員会
令和6年(2024)12月11日
鎌倉市議会12月定例会教育福祉常任委員会の副委員長として出席し、議案の審議、報告事項への意見を致しました。
特に、仮称『こども計画』の策定中により、その形態の説明と策定のためのアンケート結果に対して、意見を致しました。 こだわったのは、この名称です。同僚議員も同じような感覚で意見を述べていましたが、この計画は、対象が17歳までということであります。青少年については内包するということでした。やっと鎌倉市では鎌倉市青少年会館が青少年によって明確に使われる、ということが始まったところです。つまり、青少年の居場所となったのです。先月10日から。長年の要望でしたが、何十年とかかりました。青少年プラン(子ども・若者育成プラン)ができて、教育委員会から青少年課を市長部局に機構を変えて、それでもずっと青少年会館は名前ばかりでした。
國が「こどもまんなか・・・」というと、所謂こどもに偏る、という印象です。
鎌倉独自の名称に代えて欲しい、と要望しました。
子ども達の居場所が足りない、という意見がアンケートに寄せられた意見に多くありました。これに対して、老人福祉センターは近年多世代交流の場にもなるように運営して欲しい、と要望し、各施設そうした取り組みをしています。社会の変化で、こうしたセンターの利用率も下がっており、そろそろコミュニティ―センターに形を変え、地域での活用を望み、そこに子どもの居場所も設置するとよいのではないか、と提案しました。
老人福祉センターの管轄は、健康福祉部で子どもみらい部ではありませんが、前向きな回答が得られました。
学校教育では、いじめの調査結果が出されましたが、いつの間にか以前に複数の議員で提案したいじめ防止の取組「スクール・バデイ」を教育委員会は止めてしまっていました。一方で、「いじめはどんな理由があってもいけない」ということに対するアンケート調査に応えた鎌倉の児童生徒の結果、「あてはまる」と答えた児童生徒の割合は、全国及び神奈川県回答割合よりも低いというのです。
道徳の時間を使って指導していく、というのですが。。。
いじめについては、子ども達が子ども達の力で考える時間をつくるべき課題だ、と考えます!!
平均的に鎌倉の子ども達は学習状況は良好であるといいます。それは、まずは安心するところです。しかし、一方で塾に行っている児童生徒の数がとても多いことについての教育委員会としての考え方を聞きました。
塾に行くのは受験のためである、という回答でした・・・・
また、地域との繋がりを大切にしていく教育を行っていく・・・ということですが、地域を大切にするという考え方が学校により温度差がないようにして欲しい、と願います。
不登校生徒の数も、あっという間に200人越えです。中学校9校で100人という現象に驚いて一般質問した10数年前からのあまりの増加をどのように理解すればよいのか、実は数字を示されてもわからない。