浄明寺町内会防災の集いの講師に、寒川一さんをお招きして。
令和6年(2024)11月30日
素晴らしく良いお天気に恵まれました。
鎌倉浄明寺『防災探検隊&芋煮会』を開催しました。会場は浄明寺5丁目広場。
今回は、アウトドアアドバイザーとして活躍されている寒川一様とそのアシスタントの奥様をお招きして、災害時の水について考えました。 2カ月程前から西畑副会長と計画し、町内会の防災の集いとして行いました。
災害時のその被災時間が長く続いた場合に、水をどのように確保するか。。。
まずは、『3,3,3』の法則から教わりました。低体温症は3時間、水は3日、食事は30日が限界という法則です。
広場の井戸水は、飲料水としては、生では使えません。煮沸すれば大丈夫です。
では、鎌倉市を流れる大河、十二所を源流にして海まで6キロある滑川はどうか?神奈川県のデータを調べると、煮沸すればこれも大丈夫。
滑川の支流については、実際にバケツを落としてくみ上げて調べてみました。子ども達もくみ上げに参加しました。この支流も同じような結果でした。いざという時には、煮沸して飲み水に代えることができまるとわかりました。
大切なことは、まず、荒いゴミを取り除き、さらにろ過する器具を使用します。その器具は非常にすぐれているので、一本持っている価値があります。
一人一人持ち寄ったお米をアイラップに入れて、ろ過した水を加えて、大鍋で煮ること20分。美味しくたけました。
さらに、子ども達のためにマシュマロ焼きを。大人も子どもも大喜び。焼くと中がトロッとして甘くて美味しいデザートになりました。
芋煮は、朝7時から青年部さんが皮をむいて下さった里芋を使って。この里芋は、11月の最初に防災農園から掘り出したもので、豊作でした。
ご飯にはふりかけをかけて、芋煮とマシュマロ焼き。楽しい食事になりました。
今回のこの防災の集いでは、身近の井戸水や川の水が煮沸さえすれば飲料水になることがわかり、大きな学びでした。このことは、さらにどこに繋がるか、というと、日頃から川の水を綺麗にしておくこと、ゴミなどを取り除いておくことが非常に重要ということに気づき、未来へのメッセージを残しました。
未来の人達のために、これまで以上に川を大切にすることをこころがけていきたいものです。
簡易トイレも披露しました。
ジェイコムの取材も受けました。来年の1月11日に放送と聞いています。