教育福祉常任委員会視察 岡山市埋蔵文化財センター

令和6年(2024)11月1日

11月になりました。

引き続きの視察です。高知から岡山へは、JR南風特急にのり瀬戸大橋を渡り3時間かけて岡山市へむかいました。天気はどんどん酷い雨と風の一日になりました。

岡山市での視察は、『岡山市埋蔵文化財センター』が目的です。

こうしたセンターについては、教育文化財の視点でこれまでにも博物館や埋蔵文化財センターの先進地をお訪ねしています。

岡山市には古墳群(5世紀頃)や全国的にみても大変きちょうな遺跡が豊富な地域あることが、センターに入るとすぐにわかりました。

5世紀当時の豪族たちの力関係や、家形であったり、円筒形であったり、と大型で様々な形をした埴輪についてを、安川満館長から詳しく説明して頂きました。学生時代に歴史の教科書で習った『吉備真備』という当時の豪族の名前などが『造山古墳』の説明にありました。キビノマキビという久しぶりに聞くその名前の響きは、最古の時代を感じるワクワク感が増しました。特に所長は、埴輪研究に詳しく、わかりやすいお話でした。

埋蔵文化財に関わる仕事に担い手は不足がちであることが課題であり、次の世代に引き継句ために現在できることに尽力されている、という所長の熱い言葉が、とても印象に残りました。

まだまだお話を伺いたい気持ちを残しながら、センターを後にしました。

兎に角、土砂降りの雨の日となり、これもまた印象的な日となり、センターを出てバス停でバスを待つ間もかなり濡れてしまいましたが、無事岡山駅に着き、帰路につきました。