一般質問。子育て支援と交通不便解消と外出・移動支援について

令和6年(2024)9月4日

令和6年鎌倉市議会9月定例会が開会されました。

今回は、初日2番目に一般質問をさせて頂きました。久しぶりの一桁順でした。

今回の大項目は『子育て支援について』と『交通不便解消と外出・移動支援について』の二つです。

『子育て支援について』は、これまでにも幾度も質問してきました。今回は、一向に解消されないと子育て中の方達が不安にもつ、保育所等の待機児童対策についてを発端に発端に幾つか、質問を致しました。

待機児童対策については、行政の大きな悩みであることは事実です。施設を増やしてもなかなか解消に至らず、今回は県下一位という結果になってしまいました。これには、単純に鎌倉市の先を見通すための計算の仕方に間違いがあったことがわかり、逆に安心したところも本音としてはあります。それにしても、働き方も変わる中で、子どもを預ける、特に1歳児、2歳児を預ける場所を増やすことが課題です。幾つかの保育所の拡充に補助をして、待機児童対策にのぞむということになり、補正予算にも反映されてきています。今後の見通しに目を向ける方法を提案致しました。

子育て支援としては、他に出産時の救急車の利用について、または、鎌倉方面に産院について、鎌倉市の方針を質問しました。 特に、鎌倉市医師会立である産科診療所であったティアラ鎌倉が閉院して以来、産院は大船方面に二つあるのみとなってしまい、鎌倉方面には一つもありません。閉院当時にも要望しましたが、やはり、鎌倉方面の妊婦の体あるいは、経済の負担は大きくかかています。そこで、改めて、鎌倉方面、腰越方面の妊婦に対する交通費の補助を提案しました。さらに、鎌倉方面に産院の新設を子育て支援の観点から強く提案致しました。

また、電動アシスト付きでチャイルドシートの自転車を置く駐輪施設の増設、土日祝日の有料駐車場料金に対する鎌倉市の子育て支援の観点から補助、また、公園の遊具の更新期間には子ども達にもわかるような掲示を提案しました。これらは、実際現在子育てに奮闘しているママさん達からの要望を一般質問に取り上げたものです。切実な声ですし、確かに!!とうなづけるものばかりでしたので、取り上げました。

負担感や不安感を持つのは仕方がないのですが、その立場になって不安・負担を感じることが大部分で、その内容は、繰り返されることが多いと思います。であるならば、すでに繰り返しだされる負担感や不安感に対して、市ももう少し研究を重ね、努力して欲しいと望みます。

 

もう一つは、交通不便地域の対策についての今後について、質問しました。これまでも何回もしてきておりますが、高齢者施設の車を活用した実験も行われていますが、将来的に、こうした実験を政策に取り入れて仕組みづくりをしていく必要があることを提案いたしました。市は、今後2年かけて公共交通計画を策定した上で、仕組みを考える、ということです。2年後には、さらに短期、中期、長期にわたりその在り方を検討するということだと思いますが、高齢化も進み、公共交通も減っていく等に変化していくことが予測されますので、早めの計画を立てて欲しいと願っています。