第74回社会を明るくする運動 鎌倉地区大会
令和6年(2024)7月26日
今月は『社会を明るくする運動』月間です。鎌倉地区でも、鎌倉生涯学習センターホールで午後1時半から2時間にわたり、大会開催にあたり式典と講演会がありました。
社会を明るくする運動は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人達の更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。昭和26年に始まりましたこの運動も、本年で74回目を迎えました。
『生きづらさを生きていく』から『想う、ときには足をとめ』にスローガンも一新されました。
講演は、ギャンブル依存症について。実際にギャンブル依存症に悩み、この依存症は病であると捉え、実際に乗り越えて『ギャンブル依存症問題を考える会』を立ち上げ、依存症に悩む人達の支援をおこなっている田中紀子さんのリアルな内容と迫力のある話振りにひきつけられました。ギャンブル依存症に理解が深まる1時間でした。
子ども達から若者までを取り巻く環境は、以前よギャンブルに簡単にハマる仕組みがあり、こうした依存症に悩む年齢も低くなっているそうです。これには、スマホの存在が大きいようです。
恐ろしいことですし、リテラシーの普及に努めなくてはなりません。
防止!抑止!環境改善!が重要です。