『放課後かまくらっ子おなり』がいよいよ開所式を迎えました。

令和5年(2023)3月21日

心配していた雨はなく、『放課後かまくらっ子おなり』の開所式が行われました。

昭和11年(1936)に建てられた鎌倉市旧図書館の老朽化により、解体か改修して活用かの議会での議論が紛糾したのが平成27年からのこと。

以来9年の歳月を経て、改築、移転、この度晴れて開所の日を迎えることができました。その経緯を振り返ると感慨深いものがあります。

改築されても、昭和11年以来の躯体や柱が所々にのこされ、また施設入り口真上にこの施設を日から守る印である懸魚(けぎょ)もリメイクされており、旧図書館であったことを思わせる工夫がされている建物です。

    

鎌倉市議会からも多くの皆さんが開所にあたりお祝いに集まられておりましたが、議長として代表してご挨拶させていただきました。

この施設は、『放課後まかくらっ子』として、学童保育としての『おなりこどもの家(こばと)』、アフタースクールとしての『放課後かまくらっ子 おなり』を一体的に行われる場所です。

多くの子ども達が待ちに待った施設ですので、子ども達が安心して安全に過ごすことができ、様々な活動体験ができる施設として運営して頂くことをお願いしました。

また、建設につきましては、関係者の皆様、そして近隣地域の皆様のご理解、ご尽力の賜物と感謝申し上げました。これからはこの施設が子ども達を健全に育成する担い手として大きな役目をはたしていけるように温かく見守って頂くようにお願い致しました。

これからの子ども達の居場所として活躍しますように・・・・

式典の最後には、二人の小学生もご一緒にテープカットが行われて、めでたく開所となりました。

正式には、3月27日から子ども達の使用が始まります。